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男性医師が資産形成と家庭を無理なく両立させる2つの方法

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人間という生き物は強欲なもので、ついつい全てを手に入れたいと思うものですが、現実的にはリソースは有限なので不可能です。

 

となると、優先順位をつけていくということになります。

 

金を重視するのか、キャリアを重視するのか、家庭を重視するのか。

 

取捨選択をする必要がないほど生まれた家が裕福なら問題ないでしょうが、多くの人がそうではないでしょう。

 

キャリアはひとまず置いとくとして、資産形成と家庭を両立させることは今の男性医師にとってさほど難しいことではありません。

 

ただ、立ち回りにはちょっとしたコツがあって、攻略法を間違えてしまうと簡単に積んでしまいます。

 

結論から言うと、金遣いが荒くなくて共働きをしてくれる女性と結婚するか、結婚時期そのものを遅らせるか、の2択となります。

 

以下その詳細について語っていきます。

 

 

 

金遣いが荒くなくて共働きをしてくれる女性との結婚

 

身も蓋もないことですが、2馬力で働けばその分収入は増えるので資産形成には有利です。

 

生涯の伴侶として、毎月毎月貯蓄が自然とできる堅実な女性を選べばいいわけです。

 

問題になる点としては、そういった堅実な女性を選ぶ目をこちらが持っているかどうか、男性医師と結婚した後もできる仕事をあちらがやっているかどうか、というところでしょう。

 

前者については、恋愛経験を積んで見る目を養うしかありません。

 

世の男性は結婚してATM化されるのを非常に嫌うので、旦那の金で豪遊するつもりの女性も最初のうちは巧妙に偽装します。

 

そう簡単に優良物件を手放すわけにはいかないわけですよ。

 

○○な女性は要注意という情報があったとしても、所詮は机上の空論であってその情報を活かすには場数を踏む必要があります。

 

交通ルールを覚えたからといって車がすぐに運転できるわけじゃないですよね。実際にハンドルを握ってみなきゃダメです。

 

恋は盲目、という言葉もありますし、恋愛や結婚においてはより騙されやすいのでなおさら注意が必要です。

 

医学生や若手医師はこれまで勉強ばかりやってきたかもしれませんが、将来のことを考えると恋愛でも頑張らないといけません。さもなきゃカモられます。

 

次に、女性側の仕事についてですが、これは非常に由々しき問題です。

 

女性本人に働く気があったとしても、仕事がなければどうにもならないわけですから。

 

特に若手の男性医師と結婚した女性は失職リスクがかなり高めです。

 

医師は若手の内は自分自身で勤務先を選ぶことができないことが多く、その勤務先も1年とか2年でコロコロと変わっていきます。

 

30代半ばくらいになってくると自分で働き方を選びやすくなるんですが、若手医師は仕事が同時に研鑽でもあるためそうはいきません。

 

コロコロ変わる勤務先に男性医師の配偶者もついていくと職を失う可能性がかなり高めです。

 

特に田舎に行くとパートタイムではなくて女性も働ける仕事が少なくなりますし、あったとしてもヨソ者にはあまり回ってきません。

 

その女性がネットビジネスなど場所に縛られない仕事をしていれば話は別でしょうが、多くの女性は失職リスクにさらされます。

 

そう考えると、男性医師と結婚しても共働きできるようなスキルを持ってたりビジネスを持っている女性は貴重です。

 

資産形成と家庭の両立は可能ですが、そういった女性を見つけるのはなかなか難しいでしょう。

 

 

晩婚という手段

 

独身の期間を長くとるというのも有効な手段です。

 

結婚して子どもができれば独身時代と同じ家というわけにはいきませんし、生活コストが上昇するのは避けられません。

 

また、家庭を持つと独身時代より時間も減って融通がきかなくなるので、お金がさらに欲しい時にフットワーク軽くバイトを入れることも難しくなります。

 

独身時代に一財産築いておいてその後に家庭を求めることで、資産形成と家庭の両立が可能となります。

 

例えば、独身時代に1億円の資産を築いておいて税引き後の利回りが3%だとしても1年で300万円の収入が手に入り、結婚後に増える支出をそこから賄うこともできるわけです。

 

逆に、無一文の状態で結婚してから資産を築くのは簡単ではありません。

 

生活コストが高い上に、資産運用から複利で得られるものがないのでシビアな戦いを強いられます。

 

今の時代の医師が資産運用とハードワークを組み合わせて40歳になるまでに1億円相当の資産を築くのは十分に現実的なラインでしょう。

 

資産形成を先にしておくことで、第一の方法とは違って女性を厳選する必要がなくなります。

 

むしろこの第二の方法の場合だとアンチエイジングが非常に重要となります。

 

もともとイケメンでなおかつ体も強い人じゃなければ、何もしなければどんどんオッサン化していきます。

 

ハードワークするとストレスが貯まりがちで睡眠時間も不足しがちですが、そこは頑張って節制し健康増進に励まなければなりません。

 

婚活市場において、男性の場合は女性ほどシビアではありませんが年齢や見た目の良さで判断される部分はあるのでここを疎かにはできません。

 

当然ながら自分の市場価値が下がってしまうと、配偶者となってくれる候補者が減ってしまいます。

 

後は、不妊リスクが高まる問題もあります。

 

結婚を遅らせると配偶者となる女性の年齢も高くなるでしょうし、女性ほどシビアではなくても男性も加齢に伴う妊孕性の低下からは逃れられません。

 

 

まとめ

 

男性医師が資産形成と家庭を無理なく両立させる2つの方法として、金遣いが荒くなくて共働きできる女性と結婚する方法と結婚そのものを遅らせる方法について説明してきました。

 

どちらの方法にもメリットデメリットはあり、前者の場合は女性の厳選が必須であり、後者の場合はアンチエイジングが必須であり不妊リスクが高まるという問題があります。

 

いずれにせよ、自分自身の婚活市場における市場価値に成否がかかっているので日々自分を磨くことは重要です。

 

最大の問題点としては、結婚には相手がいないとできないということがあり、いかに緻密な計画を練ったとしてもアテが外れたら計画変更せざるを得ません。

 

こればかりは縁なのでどうしようもありませんね。

 

早期に結婚したくても条件に合う相手がいなければ結婚を遅らせるプランBへの変更を余儀なくされます。

 

金も家庭も欲しい男性医師は以上の点を踏まえて戦略的に立ち回りましょう。

 

さもなければ40歳以降もヒイヒイ言いながら働かざるを得ないかも知れませんよ。